お母さんへのワンポイントアドバイス

夜中に耳を痛がった時の対応

夜間、急に耳を痛がるようになったら、自宅にある解熱用の座薬で痛みをとってあげてください。痛みがとれて眠れるようになります。翌日、耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。

耳あかの掃除

耳あかは、軟らかい場合と乾燥した場合の2通りがありますが、これらは遺伝によって決まります。軟らかい耳あかは、綿棒で掃除をしてあげて結構ですが、徐々に耳の奥に押し込んでしまうことがありますので、注意が必要です。0歳~3歳頃までは、耳掃除をしている最中に動いて耳の中を傷つける恐れがあるため、無理に取ろうとせずに耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。

鼻血の止め方

出血部位は、鼻の中に入ってすぐのところがほとんどです。座った状態で、ややうつむき加減の姿勢にし、鼻先の軟らかい部分全体を親指と人差し指でつまんで圧迫します。こうすれば、早く止まります。鼻の根元の硬い部分を押さえるのは誤りです。上を向かせると血を飲み込んで嘔吐することがあるので、これも誤りです。

鼻をかむ練習

鼻をかむことができない子どもさんには、ティッシュペーパーを小さくちぎってテーブルの上に置き、口を閉じて鼻息だけで吹き飛ばしてみせます。子どもさんは面白がってまねをします。遊び感覚で練習してください。なお、鼻をかむ時は、片方ずつかむよう指導しましょう。